唯一、事後でも避妊ができるピル

避妊のために利用されているピルは細かく分けると2種類に分類できます。
多くの人がイメージする低用量ピルと、知らない人も少なくないアフターピルの2種類です。
低用量ピルは避妊だけでなく更年期障害の症状を改善するのに用いられたり、PMSなどの緩和に利用されることも多いピルです。
低用量ピルは普段から毎日服用することで、女性の身体を妊娠しない状態にするものとなっています。
その一方、アフターピルは避妊を目的として利用されるものであり、名前にアフターとあるように膣内射精を伴う性交渉を行ってしまった場合でも避妊が可能なものになっています。
事後でも避妊が可能となっているため、装着していたコンドームが外れてしまうといったような事故だったり、性犯罪などに巻き込まれてしまったりといった時にも役立つのです。
アフターピルは事後避妊が可能であるため、望まない妊娠を避けるための最後のお守りともいえるものとなっており、現在では様々な女性に活用されています。
普段から低用量ピルを使っているという方であれば、避妊のリスクがないから安心と考えるでしょうが、低用量ピルは飲み忘れてしまうことで避妊効果が弱まってしまいます。
そうした時に妊娠してしまう可能性がでてきてしまうため、アフターピルを常備しておくことは非常に重要です。